はじめてZINEをつくった

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ZINEとは

ZINEとは、コピー本のオリジナルの小冊子のことです。

同人誌というと日本では二次創作の漫画のイメージが強いですが、英語でいうZINEは、思ったことや言いたいことを自由に表現しているものが多いようです。

きっかけ

ZINEをつくろうと思ったのは、「TAMAコミ」という地方イベントに出てみたいと思ったのがきっかけです。このイベントはオリジナル創作がメインのイベントです(2次創作もOK)。

いままでに2次創作の同人誌は何冊か出しました。しかし、オリジナルのストーリーを書ける気がまったくせず、そもそも描きたいジャンルも分からずに途方に暮れてました。

ZINEのつくり方

そんな中、YouTubeでケル・ベルトラーさんという方の「ZINEの作り方」動画を見ました。

紹介されているZINEのつくり方は、A4のコピー用紙に切れ込みを入れて折るだけというシンプルな方法です。

ケルさんは書く内容について「まずはスマホに保存されている写真を描いてみよう」とアドバイスしています。

最初の一歩

これには目から鱗でした。冊子としてまとめるなら「最低16ページのストーリー漫画、またはカラーイラストを描かなければ」と思い込んでました。「スマホのライブラリにある写真」の中から選べば何を描くかで悩む必要はなく、まず手軽に「オリジナルの冊子をつくった」という体験ができます。

最初の一歩を簡単にする方法について、「ページ数を少なくする」「4コマにする」などは考えたのですが、「サイズをさらに小さく」「すでに手元にある画像から選ぶだけ」というのは簡単さの考えに対するブレイクスルーでした。

私の考える「簡単」は私が「やってみよう」と思えるほどの簡単ではなかったのですね。思った以上に高いハードルにしていたようです。

つくってみた

手元にスマホがなかったので、パソコンに保存されていた画像を描いてみることにしました。水性ペンの一発書きです。

表紙
開いたところ
全体像

全体像だと見づらいので、ページごとに分けました。

表紙
1-2ページ
3-4ページ
5-6ページ
裏表紙

やってみてわかったこと

  • 最初の一歩は極限までミニマムにするととりかかりやすい。もっと小さく!もっとだ!
  • 手書きの字が汚い
  • 描くまでは短時間でできるが、スキャンして修正を加えて体裁を整えてブログにアップするのは割と時間がかかる
  • 手書きの字が汚い

面白かったのでこれからもいくつか描いてみたいと思います。